フォーティファイドワインとは、酒精強化ワインとも呼ばれるワインです。
フォーティファイドという名前の由来は、「アルコールを加えて強くする」という意味がある「fortify」で、この英単語の意味のとおり、醸造過程で度数が40度以上のアルコールを添加するという造り方をするワインをフォーティファイドワインと呼びます。
フォーティファイドワインのアルコール度数は18度前後あり、12度前後ほどの通常のワインよりも高いのが特徴です。
また、代表的なフォーティファイドワインには、スペインのシェリーやポルトガルのポート、マデイラといった種類がありますが、種類によって使用されるブドウ品種が異なります。
例えば、シェリーにはパロミノ、ペドロ・ヒメネス、モスカテルの3種類の白ブドウが使われます。